弁護士齋藤理央 iC法務(iC Law)において代理人を担当しましたリツイート事件控訴審判決について、この度、著作権法判例百選及び重要判例解説という重要判例集2点に掲載されました。
同判例は、インターネットと創作表現の保護というこれまで社会が対峙したことがない新しい状況について判断したもので、司法もまだまだ手探りの状態の中出された判決のひとつであると理解しています。
また、答えのない状況は依然続き、今後の立法や裁判所の司法判断もまだまだ流動的な状況で試行錯誤の中でステークホルダーの利害が今後もより精密に調整されていくものと考えられます。
このように、重点業務とするインターネットと著作権法が交錯する答えのない先進的な法分野で、重要と評価される判決の形成の一端を担えたことは、弊所にとって大きな喜びと自信となりました。
また、クリエイトと弁護士という斬新とも言えるキャッチフレーズを提唱する弊所にとって、ウェブサイトの創作経験がダイレクトに案件処理に活き、名ばかりのキャッチフレーズでないことを内外に示せた点も、重要な点と考えています。
これに満足することなく、今後も重点分野の紛争解決及び紛争予防に邁進して参りたい所存です。
弁護士齋藤理央 iC法務(iC Law)
Contents
- 1 リツイート、いいね!の法的責任を巡る法務( Twitter/ツイッター上の権利侵害)
- 2 原告ツイートのスクリーンショットを埋め込んだツイート投稿について著作権法上違法とされた事例・裁判例紹介
- 3 コンテンツと名誉毀損
- 4 Twitterプロフィール画像事件控訴審判決ー著作権・発信者情報開示裁判例紹介
- 5 判例解説「リツイート事件最高裁判決」について
- 6 「リツイート事件」よくいただく質問と回答
- 7 Twitter/ツイッターに対する発信者情報開示請求
- 8 弁護士齋藤理央 iC法務(iC Law)担当案件の著作権判例百選及び重要判例解説掲載について
- 9 ツイートアイコンを巡る発信者情報開示について
- 10 平成30年4月25日知的財産高等裁判所第2部判決(平成28年(ネ)第10101号 発信者情報開示請求控訴事件)
- 11 インコーポレーションに同一性保持権侵害を認めた2つの知的財産高等裁判所裁判例
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