インターネット接続の仕組み

インターネットは、回線を通じて接続されます。

インターネット回線は回線事業者が提供しますが、他に接続プロバイダによる接続の仲介も必要になります。

物理的、ハード面としての通信設備である通信回線の他に、ソフト面としての接続プロバイダの関与が必要になってきます。

接続プロバイダの役割

接続プロバイダにおいては、まず、インターネットからデータを受信しようとするクライアントコンピュータにIPアドレスを付与します。すなわち、データを受信しようとする機器を特定するための番号を付与します。

ルーターの役割

ルーターと混同しやすい機器としてモデムがありますが、モデムは、電話回線をインターネット回線に変換するなど、異なる信号を変換する装置です。

これに対して、ルーターは接続の道しるべとなる機器です。ルーターはグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを持っています。

グローバルIPアドレスは、インターネット接続用の世界で唯一のアドレスで、ISP(インターネットサービスプロバイダ)から付与されます。

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弁護士齋藤理央

東京弁護士会所属/今井関口法律事務所パートナー 弁護士
【経 歴】

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大阪府豊中市出身

早稲田大学教育学部卒業

大阪大学法科大学院修了/最高裁判所司法研修所入所(大阪修習)

2010年    東京弁護士会登録(第63期)

2012年    西東京さいとう法律事務所(I2練馬斉藤法律事務所)開設

2021年    弁理士実務修習修了

2022年    今井関口法律事務所参画

【著 作】

『クリエイター必携ネットの権利トラブル解決の極意』(監修・秀和システム)

『マンガまるわかり著作権』(執筆・新星出版社)

『インラインリンクと著作権法上の論点』(執筆・法律実務研究35)

『コロナ下における米国プロバイダに対する発信者情報開示』(執筆・法律実務研究37)

『ファッションロー(オンデマンド生産と法的問題点)』(執筆・発明Theinvention118(6))

『スポーツ大会とスポーツウエアの法的論点』(執筆・発明Theinvention119(1))

『スポーツ大会にみるマーケティングと知的財産権保護の境界』(執筆・発明Theinvention119(2))

【セミナー・研修等】

『企業や商品等のロゴマーク、デザインと法的留意点』

『リツイート事件最高裁判決について』

『BL同人誌事件判決』

『インターネットと著作権』

『少額著作権訴訟と裁判所の選択』

『著作権と表現の自由について』

【主な取扱分野】

◆著作権法・著作権訴訟

◆インターネット法

◆知的財産権法

◆損害賠償

◆刑事弁護(知財事犯・サイバー犯罪)

【主な担当事件】

『リツイート事件』(最判令和2年7月21日等・民集74巻4号等)

『写真トリミング事件』(知財高判令和元年12月26日・金融商事判例1591号)

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