フォントにはウェブフォントとデバイスフォントの2つの種類があります。
デバイスフォントは、クライアントコンピューターに保存されているフォントをブラウザに表示します。
これに対して、ウェブフォントは、ウェブサーバーに保存されているフォントをブラウザに表示します。
CSSにおける@font-faceで、使用フォントのファイルを選択することが出来ます。
フォントファイルには、ttf、otf、woff、eotなどの拡張子が使われています。
フォントと書体は異なります。
書体は文字のデザイン(あるいはデザインの志向)、フォントは書体を表現するための媒体です。フォントはその意味で、データ、あるいはファイルを指していると言った方が正確と言えます。
フォントは現在スケーラブルフォントが多く、スプライン曲線やベジェ曲線で描画されます。
この意味で、フォントはベクター、アウトライン形式問わず、スケーラブルフォントが主流である点で、ビットマップ・ラスタ形式がまだ主流の画像データよりも情報処理としては進んでいる印象も受けます。
ただし、画像においてもSVGファイルが徐々に普及しつつあり、ベクター形式の画像処理が今後主流になる可能性もあります。
フォントは、ADOBEや、MS・APPLEの共同開発のものなどがあります。たとえば同じゴシック体の書体であっても、小塚ゴシック(ADOBE)、MSゴシック(マイクロソフト)で、フォントが描画する実際の文字の形状は若干異なります。
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