紙媒体からデジタルへ移行するコンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングというと、デジタル媒体のイメージが強いかもしれません。

しかし、紙媒体の頃からコンテンツマーケティングは存在し、カスタマーマガジンなどの雑誌形態で流通していました。

現在においてはインターネットの普及によって、さらに容易にコンテンツマーケティングに参入できる時代が来ています。

このように、デジタル媒体のイメージが強いコンテンツマーケティングですが、実際には紙媒体の頃から存在していたのであり、現代においてはマーケティング手法の一つとして選択が容易になったというにすぎません。

ただし、今後コンテンツマーケティングはより多くの企業に採用されていき、コンテンツ自体の競争の時代が来るものとも考えられます。

そこで、必要になる、あるいは有効な競争戦略となるのがコンテンツの差別化であり、徐々に、コンテンツの魅力にエンターテイメント要素を加えたコンテンツを配信することで顧客獲得に近付けている企業も増えて来ました。

エンターテイメントは固有性がひとつの震源地となるため、差別化をするにはこれ以上ないプラスアルファ要素であると考えられます。

そうすると、固有の魅力をコンテンツに与えられるクリエイターの活躍の場というのは、より拡がっていくことが期待されます。

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弁護士齋藤理央

東京弁護士会所属/今井関口法律事務所パートナー 弁護士
【経 歴】

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大阪府豊中市出身

早稲田大学教育学部卒業

大阪大学法科大学院修了/最高裁判所司法研修所入所(大阪修習)

2010年    東京弁護士会登録(第63期)

2012年    西東京さいとう法律事務所(I2練馬斉藤法律事務所)開設

2021年    弁理士実務修習修了

2022年    今井関口法律事務所参画

【著 作】

『クリエイター必携ネットの権利トラブル解決の極意』(監修・秀和システム)

『マンガまるわかり著作権』(執筆・新星出版社)

『インラインリンクと著作権法上の論点』(執筆・法律実務研究35)

『コロナ下における米国プロバイダに対する発信者情報開示』(執筆・法律実務研究37)

『ファッションロー(オンデマンド生産と法的問題点)』(執筆・発明Theinvention118(6))

『スポーツ大会とスポーツウエアの法的論点』(執筆・発明Theinvention119(1))

『スポーツ大会にみるマーケティングと知的財産権保護の境界』(執筆・発明Theinvention119(2))

【セミナー・研修等】

『企業や商品等のロゴマーク、デザインと法的留意点』

『リツイート事件最高裁判決について』

『BL同人誌事件判決』

『インターネットと著作権』

『少額著作権訴訟と裁判所の選択』

『著作権と表現の自由について』

【主な取扱分野】

◆著作権法・著作権訴訟

◆インターネット法

◆知的財産権法

◆損害賠償

◆刑事弁護(知財事犯・サイバー犯罪)

【主な担当事件】

『リツイート事件』(最判令和2年7月21日等・民集74巻4号等)

『写真トリミング事件』(知財高判令和元年12月26日・金融商事判例1591号)

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