ICLAWとは ― Information & Capital Law
ICLAW(Information & Capital Law)は、
「情報・表現・ブランド」といった無形の価値を、
事業の推進力となる“資本”へと変換するための新しい法務領域です。
なぜ、いま ICLAW なのか
現代の事業活動では、コンテンツ、ブランド、データ、SNSでの信用、
こうした“目に見えない価値”こそが企業や個人の活動を大きく左右します。
しかし、それらの価値を「どう守り」「どう活かし」「どう資本として取り込むか」は、
従来の金融法務や企業法務だけでは十分に対応できません。
ICLAWは、こうした現代的な無形資産が持つ力を、
安全に、そして正しく事業の推進力として活かすために設計された“新しい法務モデル”です。
ICLAWを構成する3つの柱
1. 情報価値の発見と構造化
コンテンツ、ブランド、データなどに内在する価値を丁寧に整理し、
どのように活用できるか、どこにリスクがあるかを体系的に明確化します。
これにより“価値の源泉”を見える形に整えます。
2. リスクの可視化と安全性の担保
情報リスク(名誉毀損、SNS炎上、情報漏えいなど)を適切に把握し、
必要に応じて保険・契約・体制整備などによって「安全な枠組み」を設計します。
価値を活用するためには、同時に“守る設計”が不可欠です。
3. 無形資産の金融化と事業活用
IP・データ・ブランドなどの価値を、
従来の金融スキームにとらわれず、事業の資本へと変換していきます。
ロイヤリティ契約、情報資産の評価、トークン化(STO)、
データを用いた新たな資金調達方法など、
安全性を確保しつつ、無形資産を事業の推進力に変えるための法的整理を行います。
ICLAWが扱う主な領域
- コンテンツ・IP・ブランドのロイヤリティを活用したスキーム設計
- データ・情報資産の利活用(個人情報・限定提供データを含む)
- セキュリティトークン(STO)などの新たな資金調達手法の検討
- 保険リスク・情報リスクを踏まえたビジネスモデル設計
- 情報価値の評価・リスクマッピング
- 新しい経済圏・コミュニティを前提とした契約構造の設計